(飛び飛びの連載で申し訳ありません…!)
実際に日本の皆さんからのどんな方法で、タンザニアに支援が出来るのか?
方法は、色々とありますが、中でも、みなさんが手軽に出来て、なおかつ美味しい!
というジョイセフが自信を持ってオススメできる、お得な支援をセレクトしてみました!
゜*・☆.。ジョイセフのフェアトレード・キリマンジャロ・コーヒーを飲む!.。☆・*゜
みなさん「フェアトレード」という言葉を耳にされたことはありますか?
「フェアトレード」とは直訳すれば「公正貿易」ですが、
途上国などで作られた産品や製品を、適正な価格で購入することで、
「搾取」的なものではなく、公正な取引をするというものです。
コーヒー豆のような第一次産品は主に途上国に頼っていますが、
コーヒー豆の価格は、国際市場価格によって大きく左右されます。
そして、その価格は、どんどん下がっているというのが現状です。
つまり、現時点においては、現地の農民たちは、
コーヒー豆を非常に安い値段で買い叩かれてしまっているのです…。
私たちも、スーパーに行けば安いコーヒーが手に入りますが、
流通される前の、農民たちに渡っているお金は本当に微々たるものです。
例え安く買い叩かれていても、貧しい農民たちは、
目の前に現金収入をちらつかせられると、
その値段で売ってしまうのです…。
通常、フェアトレード・コーヒーと言えば、コーヒー豆を適正な価格で買ってきて、
それを売るという構図が一般的です。
でも、ジョイセフのキリマンジャロ・コーヒーの仕組みはちょっと違うのです。
① コーヒー豆を適正な価格(市場価格より高い価格)で買う。
② 日本でフェアトレード・コーヒーとして売る。
③ その小売価格の10%を積み上げ、現地の保健プロジェクトに還元する。
つまり、豆を高く買う+その利益を現地に還元するという2重構造なんです。
なぜそんな小難しい構造にしているの?
だったら、最初に豆を買う時にもっと高い値段で買ってあげればいいじゃない!
そう思われる方がいるかと思います。
でも、そうすることは、とてもリスクが伴うのです。
というのも…
現金収入がなければ、現地の人たちは生活が出来ません。
お金は必要です。
でも、一度に現金収入が入ってしまうと、男性たちはそのお金を手に、
町に繰り出し、お酒や女性と遊ぶのに使ってしまうのです。
(日本では、一家でも女性がお金の管理をしているところも多いようですが、
タンザニアでは男性が全てのお金の管理をしているところが殆どだそうです)
そして、町で遊んだ結果、夫はHIV/AIDSを始めとする性病などに感染し、
家に戻ってきた後、妻に感染させるという悪循環があります。
ですから、お金は必要ですが、本当に必要なところにお金を回すためにも、
ジョイセフはこうした二重構造で、フェアトレード・コーヒーを扱っています。
そして、キリマンジャロ地区は、ジョイセフの正にプロジェクト地。
ジョイセフでは、保健ボランティアさんたちにコーヒーの苗木を配り、
保健ボランティアさんたちは、自宅の庭などでコーヒーの木を育てます。
以前にも述べたように、保健ボランティアさんたちは決して裕福なわけではありません。
でも、ボランティアをしている間は、働けませんよね?
働かなかったら、生活が出来ないし、気になってボランティアに集中出来ません!
そんなのはちっとも持続的ではないですよね。
ですから、少しでも換金作物を育てることで、
彼らは安心して保健活動にも打ち込めるという仕組みです。
特に最近は、農薬を使わなくても害虫に強いオーガニックの苗木を配っています。
元々ボランティアさんたちは農薬を買うお金はなかったのですが、
これなら農薬を使わなくても、出来高量が多いのです!
これって、地球にも、体にもやさしいですよね。
あと、これは宣伝になってしまいますが、ジョイセフのコーヒーって、
注文を受けてから焙煎をするので、新鮮で本当に美味しいんですよ。
焙煎したての新鮮なコーヒーって、香りはもちろんですが、
お湯を注いだ瞬間の泡立ちが、全然違うんですよね~。
ジョイセフに入って、ちょっぴりコーヒー通になった私です(笑)
スペースの関係で、コーヒーのみのご紹介になってしまいましたが、
他にもお手軽にご支援頂けるものはあります。
例えば…ティンガティンガ(ポストカードやおしゃれなスクリーンセーバーがあります)と呼ばれるタンザニア発祥のポップアートや、
エコバッグ(Save Mother from AIDS)なんかがあります。
オーガニック・コットンで作られたエコバッグは最近種類も増え、おしゃれ~!
これまでにお伝えしてきたすべてのこと。
これらはすべて、「ホワイトリボン」に直結しています。
出産キットや保健ボランティアさんたちは明白ですが、
救援衣料、再生自転車、コーヒー、ティンガティンガと、
一見「途上国のお母さんと赤ちゃんの健康とどうつながっているんだろう?」と
思われるものも、「ホワイトリボン」につながっているんだろいうことを、
少しでもお伝えすることが出来たなら、とても嬉しいです。^^
つたない文章にお付き合いくださいまして、
本当にどうもありがとうございました!
+ + + + + +
【おまけ】
日本から送られた自転車や救援衣料を寄贈するときには、
コンテナごと寄贈をします。
そのコンテナは、海上輸送も持って下さっている日本郵船さんから
頂いているのですが、このコンテナがクリニックなどに大変身!
このコンテナが…
こんな風に大変身! ↓ ↓ ↓